TEOLつながり

フリー看護師&保健師として、教育方面で活動。同時に、自分を観ることを追求し、そのマニアックな話を好む人達と共有するセッションやワークショップを開催。暮らしに心地よさとやさしさを。いのちを表現して健康に生きることを共有できる場をつくっています。

何よりも、我が子を感じとる力を。

おはようございます。
久しぶりの記事になってしまいました。

たくさんの赤ちゃんやお母さんに出会い、
ご縁をいただいていることをとてもありがたく、喜びを感じています。

また、ソライロノタネの大切にしていることをご理解いただき、実践していただいていることにも心より感謝申し上げます。

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うなっている赤ちゃん。
何かいきんでいる赤ちゃん。
体をぴんと張って泣いている赤ちゃん。

どの子もサインをだしてくれています。
それを受け取れるかどうか?

言葉はなくても、
目に見えるサインはなくても、
見て、触れて感じ取れる人間でありたい。


感じることはコミュニケーションの上で一番大切です。

相手の表情だけでなく、距離や触れたときの温かさやこわばり、緊張を感じ、波動を感じます。


赤ちゃんは素直で、
感じて受けとれば
安心して力を抜いてくれます。

分からないときはわからないけど、
こうかな?ああかな?と試行錯誤することが、相手を感じようとすること。

赤ちゃんにはちゃんと伝わります。


すぐに答えを出したくなり、
やり方にこだわり、
目に見えるはっきりしたものだけに力を入れることは違います。

そうすると、
答えのある情報ばかりを気にして自分で導きだす考えがもてず、常に不安になりがちです。

もちろん、やり方は必要であり、
基本に忠実にすることで確かな技術がつき、
個性があとからついてくると考えています。

でも、先行してしまってはいけない。

感じること。


これを大切にしたい。
それが一番大切だと思うのです。

月齢が小さい赤ちゃんほど、
感じて触れるとすぐ反応してくれます。

そっと手をおいて感じる時間。



触れる時間のあと、お母さんやお父さんはびっくりされます。

『こんなに楽そうに抱かれていることがありませんでした。しんどかったね。』と。

お母さんやお父さんが悪いわけではなく、みんなそんな大切なことを教えてもらえる機会がないのです。

私もそうでした。

だから、気づいたときから意識をしていただければ嬉しい。

皆さんに伝えたいこと。
それは、触れて感じること。


やり方はその後でもいい。

触れることの喜びや楽しさを知ってもらいたい、と私自身が感じ取れる人になるよう意識する毎日です。