子供とのコミュニケーションとタッチケア

タッチケアは、コミュニケーションの時間です。

 
そして、
年齢を問わず、
いつからでも始められます。
子供が成長しても、
タッチケアはずっと寄り添い続けます。

触れ合いを重ねることで、
相手の体と心の状態が分かるようになり、
心地よいと感じるタッチの仕方、

加減を調節できるようになります。


慌ただしい毎日のなかに、
タッチという彩りを加えることで
お互いの心を通わせ、
脳にはオキシトシンという
脳内物質が放出されます。
このオキシトシンは、
愛情ホルモンとよばれています。

オキシトシンの放出は、
人間対人間、
特にお母さんと子どもの間の
感情的な絆を形成します。

タッチケアを受けた子供は、

落ち着きが増し、

人とのかかわりが成熟し、
攻撃性が減少します。

そして、早産児の体重が増える

という研究結果も発表されています。

また、小さい頃に
自分に関心をむけてもらい、
愛情あるタッチを受けた記憶は
成長してもなお、
その肌に記憶として残り、
様々な人生の壁を
乗り越えていける力の
土台となってくれます。


だからこそ、タッチは安全で
安心できるものでなければなりません。


心地よいタッチを経験した子供は
自分の心身の状態によって
タッチを欲するときは
自ら求めてくるようになります。


子供は成長とともに自立に向けて動き出します。

小さい頃よりコミュニケーションの機会も減るでしょう。
そんなときに、タッチは効果的にはたらきます。

タッチの経験を重ね、
親子の温かなコミュニケーションの機会をつくれるようサポートしたいと思います。






TEOLつながり

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