健康は、心(感情と精神性)と体、
その両面のバランスをとり生きること
だとわたしはとらえています。
わたしたちは、本来健康です。
でも、過去からの経験による
思い込みや信念によって、
~であるから幸せだ、~でなければ良くない、など
自分の内側で擦り合わせるために
身体で均衡をとっている結果
症状が出ています。
身体に起こる症状はわたしたちへのサイン。
身体を治すために病院に行き
治療を受ける選択肢の他に、
別の見方からそのサインを受けとることは、
私たちの健康のために大切な視点です。
私がそのことを痛感してきたのは、いくつもの体験の積み重ねがありました。
仕事が忙しくなり、自分の時間を削ってスケジュールを組み立て、
〈ああなんでこんなに疲れるんだ、しんどい。〉
そう感じている自分はなんてダメなんだ。
もっと余裕のある人になりたいわ!
と思っていました。
事故にあいました。
事故にあうことで、
ダメな自分にふさわしくなるよう、
そんな方法で均衡を保つことがありました。
そんなの偶然じゃないの?
考え過ぎじゃない?
という声が聞こえてきそうです。
また、分かりやすい例として、
子供は幼い子ほど
母親の願いを叶えてくれます。
休みたいなあと思っていると、
子供が熱を出して休ませてくれることが
しょっちゅうあったのです。
お分かりの通り、
そんな方法をとらなくても休むことは
できるはずなんです。
では、なんで休むことができないのか?
人に迷惑をかけたらいけない。
人によく思われたい。
仕事は頑張らねばならない。。。
たくさんの信念が出てきました。
そんな私の強烈な癖で
子供にも影響していると最初は思い込み、
私はなんて悪い母親なんだ!とすると
今度は娘が学校に行かないと泣き出し
ドラマのような負のループにはいりました。
すべて自分のせいだ!
としたんです。
悪い母親になるには、都合がよかったので。
大切なのは、
原因となる悪の根源をこらしめること
ではありません。
そうなった結果を何とかしようとすると、
余計に複雑になるということを
身をもって経験したのです。
周りを見回しても、
コロナで学校や習い事に行かせるのが
怖い、不安だ、どうしたらいい?
と悩むお母さんたちがたくさんおられます。
私も母親として心配な気持ちが
痛いほど分かるんです。
じゃあ、
学校を休ませる、習い事に行かせない、
という選択をされていたら良いのですが、
理由なく休ませることにすごく抵抗がある。
行かねばならないと
お母さんは思っているから。
その葛藤が
子供が怪我や病気をすることで、
理由ができて均衡を保つことが目立ちます。
本人が行きたくない、やりたくないことを
叶えるために、、
というのも、もちろんあります。
何故そんな方法をとるのか、
に気づけるといいですよね。
それがあまりに多い。
切ないです。
だからこそ、わたしは子供のことを
云々と話すより
大人が健康に生きること
をまず考えたい。
子供の発達のこと、教育のことを
情熱をもって取り組んでおられる人たちは
たくさんいます。
ご紹介できる先はたくさん。
わたしは自分の周りの大切な人が
教えてくれたことを伝えます。
身体からのサインを知り、気づき、
自分を責める材料にするのではなく
自分をゆるし付き合っていくための糧に
していくきっかけづくり。
頭で考えるよりも、
感覚をひらいて
感じて
体験して
自分の中で紡いでいく。
そのサポートに香りの力を
使います。
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