自意識とヒロイズムと自愛何かすごいことを成し遂げようとしてきた。自分にはすごいことができるはずと、可能性は無限にあるとはいえども何か遠くのもの、今の自分にはないものを手に入れようとしていたのだろう。それが何か分からないけれど素晴らしいものであるに違いなくて、自分の中のヒロイズムがむくむくと身をのりだし、挑戦を続ければたどり着くのだと信じていた。でもね、そうじゃなかった。恥ずかしいけれど、それも自分。それを好きでやっていただけ。自分にとって自分は特別な存在だから、ついつい自意識をフル稼働させて、自分を特別視する。それはある意味で当たり前の素晴らしい意識でありながら、別視点からは勘違いの原因ともなる。自分は、この世に生まれ名前のついた人間という生き物にすぎない...2021.05.26 06:34