お母さんがお子さんを連れて来られて、体の傾きをお話しされることがしばしばあります。
なぜ気づくのか。
ずりばいやはいはいをしているとき、
座っているとき、
歩くとき、
ジャンプするとき、
などの日常の動きの中で左右の動きにかなり違いが表れます。
これらを、身体を見ながら丁寧に紐解いていくと身体の過度な緊張があり、歪みやズレ、動かない部位を助けるための体の戦略として、そうならざるを得なくなっていることが多く見られます。
病院で検査しても異常はない。
でも、すごく気になる。
このままで良いのだろうか?
と毎日子供を見ているお母さんは不安がつのる気持ちがよく分かります。
こどもが困っていることが分かっても、手だてがわからなければ母も子もしんどくなってしまいます。
赤ちゃん時代のむきぐせや身体の癖が継続して表れているお子さんが多いです。
お子さんはそれが当たり前の状態のため、何がどう困っているのか、しんどいのか分かりません。
良い状態、クリアな状態になって初めて分かるのですね。
こどもたちが『おかしいから変える』のではなく、『困っているところを楽にする』ことで、こどもたちが見えなかった世界が広がります。
みんなと違うことがおかしい、のではない。
すこーし珍しくておもしろい癖もある。
その癖がしんどくさせるものだったら、おもしろいところは大切にして楽になろう!
そうしたら、もっと貴重でその子にしか出せない彩りが広がる世界になる🌱
体は心にも繋がります。
こどもたちの未来のためにきづいたときから、できることからはじめられます。
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